私がこの町に越してきた時、ここはまだ草がボウボウと生えた謎の敷地だった。
夜は暗いし、きっとそのうちマンションになるのだろうなと勝手に思っていたので、公園になると知った時は嬉しかった。
そのうち小さな公園になった。近所の人がくつろいだり、散歩の途中に立ち寄ったり 春先には梅が、その後は沢山ではないけれど桜が咲き、紫陽花が咲く。
この公園を通り季節を知る。
立派な門や瓦屋根、季節により色々と表情を見せてくれる木々や草花を見るたびに、岡先生 (正確には岡先生のご家族の方々と高津区)、公園にしてくれてありがとう。と心から思う。
久本薬医門公園(旧岡家あやめ北向き地蔵)
高津区役所 久本山・新作コース(久本山とお寺めぐり)より引用 (link)
江戸時代から8代医者を務めた旧・岡家の敷地跡で、黒澤明監督の映画「赤ひげ」の療養所のモデルとなったといわれている。6代目重孝は、初代高津村村長として、高津地区の基礎づくりに貢献した。そばの庚申塔は三富家が建立したもので、火災で焼死した馬の霊をなぐさめるためのもの。庚申信仰より馬頭信仰が強く、両者が完全に習合している。
〒213-0011 神奈川県川崎市高津区久本1丁目5-19 溝の口駅から約4-5分
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3月にはひな祭り、5月には鯉のぼり、コロナ以降見ていないけれど秋には菊まつりの会場にもなったり。
2ヶ月に1回開催される「さんの市」もある。
ご近所の、久本辺りの皆さんが大好きな (決めつけ)小さな公園です。
最後に大事なことをお伝えしたい。
公園内にゴミ箱はありません。必ず自身で、特に飲食をした方はゴミを持ち帰ってください
絶対です!絶対に持ち帰るのです 💢!!